「教育費がこれから一番かかる。」
「住宅ローンもまだ残っている。」
「老後のお金も心配…。」
40代になると、お金の悩みは一気に現実になります。
私も同じでした。
これまで転職を10回経験し、さらに心臓カテーテル手術を3回受けています。
病室のベッドで何度も考えたことがあります。
「もし今、働けなくなったら家族はどうなるんだろう。」
妻と子どもたちの顔を思い浮かべたとき、お金を「増やす」ことよりも、家族を守る「仕組み」を作ることが大切だと考えるようになりました。
そこで始めたのが、企業型DCとNISAです。
この記事では、私が実際に実践している資産形成の考え方をもとに、40代会社員がなぜ企業型DCを優先すべきなのか、そしてNISAとどう組み合わせるのが一番賢いのかを分かりやすく解説します。
結論|40代会社員は「企業型DC」→「NISA」の順番がおすすめ
結論から言います。
40代会社員が失敗しないお金の残し方は、次の順番です。
- 企業型DC(マッチング拠出など) を最大限活用して「確実に節税」する
- あまった余力を NISA に回して「柔軟に増やす」
- 無理のない金額で毎月コツコツ積み立てを続ける
理由はシンプルです。
40代は収入も増える一方、税金や社会保険料の負担が重くなる時期。
企業型DCには、「積み立てた分だけ毎年の税金が安くなる(所得控除)」という、会社員だけの特権とも言える確実なメリットがあります。
運用利益に税金がかからないNISAも非常に魅力ですが、まずは「払う税金を減らす」という確実な守りを固めることが、40代会社員にとって一番賢い選択です。
まず確認したいこと|あなたの会社の企業型DCはどうなっていますか?
実は意外と多いのですが、自分の会社に企業型DCがあることを知らないまま働いている人がいます。
まず確認してほしいのは、この3つです。
- 企業型DCに加入しているか
- 掛金はいくらか
- マッチング拠出(自分で上乗せする制度)が利用できるか
確認方法はとても簡単です。
- 給与明細
- 会社から配布されたDCの案内資料
- 総務・人事への確認
これだけですぐに分かります。
もしマッチング拠出が利用できるなら、私は最優先で検討する価値があると思っています。
40代は税金が重くなる世代だからこそ、控除を使って手取りの負担を賢く抑えましょう。
企業型DCだけでは足りない理由
「じゃあ、企業型DCだけを上限までやれば十分じゃないの?」
私も最初はそう思っていました。
でも、調べていくうちに企業型DCの「弱点」も見えてきました。
- 原則として60歳まで引き出せない
- 会社によって運用できる商品が限られる
- 転職時に移換手続きが必要
私は転職を10回経験しています。だから、この「転職時の手続き」は決して他人事ではありませんでした。
企業型DCは老後資金として最強ですが、子どもの教育費や自宅の修繕費など、60歳より前に必要になるかもしれないお金には使えません。
その「いざという時の不足分」を補い、いつでも自由にお金を動かせるようにするために、NISAを組み合わせる必要があるのです。
NISAを始めるならネット証券がおすすめ
NISAを始めるなら、私は迷わずネット証券をおすすめします。
理由はシンプルに「手数料の安さ」です。
昔の私は、「銀行だから安心」という理由だけで金融商品を選んでいました。しかし後から調べると、同じような商品でもネット証券の方が手数料が圧倒的に安く、長期投資ではその差が何十万円にもなることを知りました。
あの時は正直、「もっと早く知っていれば良かった」と後悔しました。
今なら私は迷わず、以下のネット証券を選びます。
40代会社員におすすめのネット証券
- SBI証券: 投資信託の取扱数が非常に多く、手数料も業界トップクラス。迷ったらまず候補に入れたい証券会社です。
- 楽天証券: 楽天カード積立が使えて、普段から楽天経済圏を利用している方には抜群の相性です。
口座開設は思っているより簡単
「証券口座を作るのって、なんだか難しそう……。」
私もそう思っていました。
でも実際は拍子抜けするほど簡単です。
スマホとマイナンバーカードがあれば、10〜15分ほどで申し込みは終わります。
一番時間がかかるのは、申し込み手続きではありません。
「また今度やろう」と後回しにしてしまうこと でした。
私自身、それで何年も行動できずにいました。
だからこそ、こう伝えたいです。
完璧を目指さなくていい。
まずは口座を作る。それだけで、未来は少しずつ動き始めます。
40代会社員が積立投資で選ぶべき商品
口座を作ったら、次に悩むのが「何を買えばいいの?」ということです。
結論から言うと、初心者は難しく考えなくて大丈夫です。
私ならこの王道の2本から選びます。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
どちらも世界中で長期投資の定番として選ばれている商品です。
「どっちが儲かるか」を予測するよりも、「毎月淡々と積み立てを続けられるか」の方が100倍重要です。
私ならこう始めます(リアルな金額配分)
もし今日から改めて始めるなら、私はこんな配分にします。
| 項目 | 毎月の金額の目安 | 役割 |
|---|---|---|
| 企業型DC | 可能なら上限まで(マッチング含む) | 確実な節税 + 老後資金の土台 |
| NISA | 20,000円〜30,000円 | 柔軟に増やす + ライフイベントへの備え |
| 生活防衛資金 | 残りはすべて現金で確保 | 急な病気やトラブルへの備え |
最初から無理をして満額投資する必要はありません。
自分のお財布と相談しながら、長く「続けること」の方が何倍も大切です。
40代だからこそ「一発逆転」より「守る」
SNSを開くと、
- 「数ヶ月で資産が100万円増えました」
- 「仮想通貨で人生一発逆転」
そんな景気のいい情報がたくさん流れてきます。
でも、私たち40代には守るべきものがあります。
- 大切な家族
- 住宅ローン
- これから本格化する教育費
- 老後のお金
だからこそ、私たちは一発逆転のギャンブルのような投資をする必要はありません。
ゆっくりでも着実に、家族が安心できる仕組みを育てる方が、よっぽど価値があります。
病気を経験して変わった「お金」の考え方
私は心臓カテーテル手術を3回経験しています。
病院のベッドの上で、天井を見つめながらこう思ったことがあります。
「もし今、働けなくなったら、家族はどうなってしまうんだろう。」
その時初めて気付きました。
お金とは、派手な贅沢をするためのものではなく、「家族を守るための盾(道具)」なのだと。
だからこそ今は、短期間で大金を稼ぐことよりも、20年後も30年後も家族が笑顔で暮らせる仕組みを作ることを最優先にしています。
まず最初にやるべきこと
この記事を閉じたら、ぜひ次の3つだけ試してみてください。
- 会社の企業型DCの加入状況や制度を確認する
- ネット証券の口座開設を申し込む
- 無理のない金額で積立設定を終わらせる
ここまで終われば、あとは自動で未来の準備が進んでいきます。
投資は「始めるまで」が一番エネルギーを使いますが、始めてしまえば拍子抜けするほどラクになります。
まとめ|未来の自分と家族へ、一番いいプレゼントを贈ろう
40代になると、時間の大切さを身にしみて実感します。
だからこそ、時間を味方につけた資産運用を始める価値があります。
私も、転職を10回繰り返し、手術を3回も経験して、決して順風満帆な人生ではありませんでした。
それでも今、「もっと早く始めればよかった」と思うことの一つが、このお金の仕組みづくりです。
未来は誰にも予測できません。
だからこそ、安心できる未来への備えを「今日」作る。
それが、40代会社員として家族を守る、一番現実的で賢い方法だと思っています。

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