【40代ソロキャンプ】手術3回・転職10回の私が選ぶ愛用品9選

人生を愉しむ

心臓のカテーテル手術を3回経験しました。転職も10回しています。

そんな私が、人生のしんどい時期を乗り越えるために続けてきたのがソロキャンプです。

今回は、これまでに数え切れないほどのキャンプ道具を買い、たくさんの失敗を重ねてきた私が、そんな時間を共に過ごしてきた「本当に買ってよかった愛用品」だけを厳選して紹介します。限られたお小遣いの中で、絶対にハズしたくない同世代の方の参考になれば幸いです。


【一目でわかる】紹介ギアの価格帯・目安一覧

私がフィールドで実際に命と心を預けている道具たちの予算感です。クリックすると詳細レビューに飛びます。

商品名価格帯(目安)おすすめ度
1. 新富士バーナー(SOTO)ST-3106,000円〜8,000円前後★★★★★
2. DD Hammocks ピラミッドテント20,000円前後★★★★★
3. エバニュー(EVERNEW)チタンマグ3,000円〜5,000円前後★★★★☆
4. 高級・松葉備長炭3,000円〜5,000円前後★★★★★
5. CAMPING MOON アルミタープポール3,000円〜4,000円前後★★★★☆
6. CAMPING MOON 高強度特殊ペグ2,000円〜3,000円(セット)★★★★☆
7. プロ仕様・保護用キャンピングシート2,000円〜4,000円前後★★★★☆
8. 端材処理用コンパクトハチェット(手斧)4,000円〜7,000円前後★★★★☆
9. アウトドア用極厚アイアンプレート(鉄板)4,000円〜6,000円前後★★★★☆

【徹底レビュー】本当に買ってよかった愛用ソロキャンプギア9選

1位:新富士バーナー(SOTO)レギュレーターストーブ ST-310

【なぜ1位なのか?】
ソロキャンプでは、テントの設営よりも先にまず温かい「火」が必要になる局面が多いからです。お湯を沸かす、コーヒーを淹れる、袋麺をすする、朝食を作る。そのすべての中核を担うのがこの一台。ソロをはじめたい初心者の方にも、最初の一台として絶対にハズさない定番として1位に推します。

良い点・手に入りやすい普通のCB缶(カセットガス)が使えてランニングコストが抜群に安い。
•マイクロレギュレーター搭載で、外気温が低い冬の夜でも火力が一切落ちない。
気になる点・標準のままだと五徳(足部分)が細く、重い鉄板を載せるとやや不安定。点火スイッチも押しにくいため、市販のアシストグリップやスイッチ、遮熱板でのカスタムがほぼ必須です。

2位:DD Hammocks DD SuperLight – Pyramid Tent

【なぜ2位なのか?】
バックパック一つでふらっと行くソロキャンプにおいて、荷物の軽量化と設営スピードは正義だからです。貴重な一人の時間を、重いテントの設営で潰したくない私の最適解です。

良い点・本体重量が約460gと圧倒的に軽く、収納時も信じられないほどコンパクト。
・センターポール1本で立ち上がるため、慣れれば10分かからずに爆速で設営が完了する。
気になる点・シングルウォール構造のため、前室(靴などを置くスペース)がかなり狭め。また、結露が起きやすいため、真冬はしっかりとしたシュラフ等の防寒対策を怠るとかなり冷え込みます。

3位:エバニュー(EVERNEW)チタンマグカップ

【なぜ3位なのか?】
これ1つで「湯沸かし」「クッカー(鍋)」「マグカップ」のすべてを兼用できるからです。道具の管理を極限までシンプルに減らしたいソロキャンパーにとって、一生手放せない存在になります。

良い点・純チタン製で持っていることを忘れるほど軽い。
・直火にかけられるため、冷めてしまったスープやコーヒーをそのまま焚き火に放り込んで温め直せる。
気になる点・チタンの特性上、熱伝導率が低いため、直火にかけた直後は飲み口が信じられないほど熱くなります。そのまま口をつけると唇を火傷するので注意が必要です。

4位:高級・松葉備長炭

私のソロキャンプの夜に、普通の「薪」と同じくらい重要なのがこの松葉備長炭です。安いマングローブ炭のように「パチパチ!」と爆ぜてお気に入りのウェアやテントに穴を開けるストレスがほぼありません。非常に長時間、安定した美しい赤色の熾火(おきび)を維持してくれるため、火の管理に追われることなく、静かに夜の時間を楽しむことができます。

良い点・圧倒的な火持ちの良さと、爆ぜにくさ。遠赤外線効果で料理への熱の通り方が一級品。
気になる点・とにかく火が着くまでにかなりの時間がかかる。火起こし器を使うか、他の薪の熾火を利用してじっくり気長に育てる必要があります。

5位:CAMPING MOON アルミタープポール

テントやタープを支える屋台骨です。安価な細いポールは強風で折れるリスクがありますが、こちらは圧倒的な剛性を誇ります。基礎となる道具に絶対的な信頼性を求めるのは、ソロキャンプを安全に終えるための鉄則です。

良い点・太くて頑丈、悪天候でも絶対に折れないという絶大な安心感がある。
気になる点・頑丈さと引き換えに、ウルトラライト系の軽量ポールに比べるとやはりそれなりの重量と太さがあり、バックパックの隙間を圧迫します。

6位:CAMPING MOON 高強度特殊ペグ

頑丈なポールがあっても、地面に刺さるペグが負けてしまっては意味がありません。砂利サイトや岩混じりの硬い地面でも、ガンガン打ち込めて絶対に曲がらない強靭さが必要です。ペグが地面をガチッと噛んでくれる安心感があって初めて、ソロの夜に枕を高くして眠ることができます。

良い点・どんな硬い頑固な地面でも、地中の石を砕きながら刺さっていく圧倒的な信頼度。
気になる点・スチールや鋳造ペグは本数を揃えるとかなり重くなるため、持ち運びの際はパッキングの重量バランスを考える必要があります。

7位:プロ仕様・保護用キャンピングシート(バスタブ型シート自作)

テントの下に敷くグランドシート、私は既製品ではなく、耐久性の高いプロ仕様の保護シートを加工し、四隅が立ち上がる「バスタブ型」のグランドシートを自分でデザインして使っています。雨水の侵入や泥跳ねを物理的に完全にシャットアウトできるため、撤収時にテントの底が汚れるストレスが皆無になります。

良い点・自作するためテントの底面にサイズをミリ単位で合わせられ、防水・防泥性能が完璧になる。
気になる点・自分でハトメを打ったり、四隅を立ち上げる仕組みを工夫して作る手間(DIYのプロセス)が最初にかかります。

8位:端材処理用コンパクトハチェット(小型手斧)

私の焚き火スタイルは、キャンプ場で売っている既製の薪を燃やすだけではありません。私の勤める会社などの現場で出た木工の廃材や、自宅のウッドデッキDIYで出た910mmの木屑・端材などを持ち込み、現地でこの手斧を使って細かく割って火種にしています。自分の手でパカン、パカンと端材を割り、小さな炎からじっくり育てていく時間そのものが、日常のノイズを忘れさせてくれます。

良い点・コンパクトで持ち運びやすく、身の回りの細かなウッドスクラップを最高の燃料に変えられる。
気になる点・刃物なので定期的な研ぎなどのメンテナンスが必要。また、極太の広葉樹の薪を真っ二つに割るような本格的な薪割りにはパワー不足です。

9位:アウトドア用極厚アイアンプレート(極厚鉄板)

ただ肉を焼く、それだけなのに、この重厚な鉄板を使うと抜群の蓄熱量によって旨味が瞬時に閉じ込められ、安いスーパーの肉が極上のステーキに化けます。実は初めて使った時、使用後の手入れを怠ってサビだらけにしてしまう大失敗をしました。しかし今では、洗剤を使わず洗い、油を薄く塗って育てる「シーズニング」の手間すら愛おしい相棒です。

良い点・熱が均一に伝わり、どんな食材でも劇的に美味しく焼ける。一生モノとして育てるロマンがある。
気になる点・非常に重い。また、使用後の油膜メンテナンスの手間が毎回発生するため、ズボラな人には向きません。

このギアたちが支えてくれた「一人の夜」〜手術・転職、作用するプレッシャーと家族への感謝〜

ここまで、徹底的に実用的な道具のレビューをお伝えしてきましたが、最後に少しだけ、私がなぜここまで1つの道具に絶対的な信頼性を求め、ソロキャンプの「一人の夜」を大切にしているのか、その理由をお話しさせてください。

冒頭でも触れましたが、私は過去に3回、心臓のカテーテル手術を経験しています。手術室の冷たいライトを見上げるたびに、私は「人生の時間には限りがある。もしものことがあったら……」という影を、嫌でも意識せざるを得ませんでした。

それだけではありません。これまでのキャリアの中で、私は10回もの転職を重ねてきました。デザイナーから始まり、様々な現場を必死にサバイブしてきましたが、環境が変わるたびに「今度こそ失敗できない」「家族を路頭に迷わせたらどうしよう」という猛烈なプレッシャーと将来への不安で、心が押しつぶされそうになっていたのです。

そんな私のボロボロだったメンタルを、静かに支え、繋ぎ止めてくれたのが、他ならぬソロキャンプの時間であり、今回紹介したタフな道具たちでした。

夜の静寂の中、びくともしないテントに守られ、自分の手で打ち込んだ強靭なペグを信頼し、安定して赤く燃え続ける備長炭をじっと見つめる。その時間は、転職の不安や病気の恐怖から私を完全に解放し、「まだ俺は戦える、大丈夫だ」と、自分自身をリセットするための神聖な儀式だったのです。

うまく感謝の言葉を伝えられない不器用な40代のパパですが、こうして一人の夜に道具を通じて自分を整えられているからこそ、また笑顔で家に帰り、妻、娘、息子の待つ大切な家庭を守る会社員として、毎日を必死に頑張ることができています。私にとって道具を選ぶことは、自分の生き方と命の預け先を選ぶことです。だからこそ、私はデメリットも含めて納得できる、本物のギアだけを隣に置いています。


まとめ:道具を整えることは、自分の人生を整えること

ソロキャンプの道具選びに、遅すぎることも早すぎることもありません。あなたが「これが俺の相棒だ」と心から思える本物の道具を手にした日が、最高のスタートラインです。

今回紹介した9つのギアは、私の泥臭い40代の人生を支えてくれている本物の相棒たちです。ぜひ皆さんも、自分だけの厳選ギアを見つけて、極上の一人の夜を楽しんでみませんか?

暗い夜を照らし、自分を整えてくれた焚き火の傍らで、私がこれまでの10回の転職や人生の岐路でリアルに考えていたことについては、また次の記事で詳しくお話ししようと思います。

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